1, |
やる気がでない | 10, | 動悸、息苦しい |
2, | 何をしても楽しくない | 11, | 眠れない・めまい・頭痛・耳鳴り |
3, | 何をしてもおっくうだ | 12, | 食欲不振、胃腸がムカムカ |
4, | 毎日のようにゆううつだ | 13, | からだが疲れやすくなった |
5, | 集中力が落ちた | 14, | 手足のしびれ、冷え |
6, | 落ち着きがない | 15, | 生理不順 |
7, | 寝ても覚めても何か不安だ | ||
8, | 自信がなくなる | ||
9, | イライラ感がある |
あなたはいくつ当てはまりましたか?以上は、うつ病によくある症状です。
1.-9.が精神症状、10.-15.が身体症状となります。
ここでは、皆さんもよく耳にするうつ病について詳しく見ていきたいと思います。
1, | 落ち込んでいる気分が2週間以上つづいている。 |
2, | からだに不調、症状が確かにあるのに、医師による受診・検査を受けても原因が分からないとされている。 |
3, | 日常生活に支障がある。 |
さて、あなた自身若しくはあなたの周りで、心当たりはありませんでしたか?こころの問題はとても繊細で、一人ひとりのこころのカタチは異なる、とても一言では片付けられない難しい病気なのです。ここで大切なことは、「もしかしたら・・・」という時点で、専門家に相談することが重要です!
治療法には、①休養、②精神療法、③薬物療法という3つに分かれます。こころの風邪といわれるだけあり、心身共に休息することがとても重要です。薬物療法というのは精神科・心療内科などで受診し、主に薬を服用して治療していく方法、そして精神療法というのが、病の根源である原因そのもののこころのケアを薬ではなく、コミュニケーション等で治療していくものです。
医師が処方してくれる薬も効果的な場合と、そうでない場合があります。なぜならこころの病の数も治療も、こころの数だけ存在しており、その人にぴったりと合う治療法があるという認識の方が適切でしょう。投薬のみの治療で多くみられるのは、うつ病の再発です。予測できることですが、病の根源である原因は薬では退治できないので、残っている状態です。
カウンセリングでは、コミュニケーションによって原因そのものを発見したり、考え方が少しずつ変わったり、柔軟性になることで、こころの成長をサポートしているのです。休養・医師・カウンセラーと自分なりの付き合い方を見つけることが早期解決につながるでしょう。
以上で、こころの病は、自殺企図を伴うものもあり、とても怖い病気であることが分かったと思います。また、誰にでもありうる病だからこそ知っておきたい知識でもあります。人はこころの病を抱えた人を救いたい、治って欲しいと願います。
しかしながら、日本ではこころの病への偏見が残っている地域があったり、病の症状として自身の判断が不可能になり、治療を拒んでしまうことも傾向の一つです。周りがどれだけ助けたいと願っても、介入できずに突発的に何をするか(自殺等)分からないという残酷な病気であることを皆さんにいち早くも理解して欲しいと願います。
弊社が、気軽に相談できる環境を創っているのも、皆さんになるべく病気を防いで欲しいからなのです。過剰なストレス、悪魔のストレスに出会った時点で、駆除をする、この繰り返しによって病気を予防し、必要以上に苦しむことはなくなります。過剰なストレスとは、自分で解決できない程のストレスであり、こうした際にサポートするのがカウンセラーです。
カウンセリングとは、病気の予防、そして治療にも最適な方法です。こころの病は虫歯の治療段階によく似ています。放っておいても治らず、小さいうちに気付けばすぐに治ります。しかし、ずっと放っておけばドンドン大きい虫歯になって、治るまで時間もお金もかかります。心の病も「もしかしたら・・・」の時点で、病気になる前に専門家に相談していくことが重要です!
1, | うつ病は病気であることを認識しましょう | 2, | 必ず治ると信じましょう |
3, | 大きな決断(転職や離婚)はしないようにしましょう |
4, | 治療期間は1年くらいみておきましょう |
5, | 精神科で処方された薬は必ず服用しましょう |
6, | 自殺だけは絶対にしてはなりません |
1, | ゆっくりと休養できる環境をつくってあげましょう |
2, | がんばってと励ましたり、叱ったりしないようにしましょう |
3, | 食事や旅行など気晴らしに誘わないようにしましょう |
4, | 焦らずゆっくりと見守ってあげましょう |
5, | 医師の受診をすすめましょう |
6, | 言動に気を配りましょう |