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<澤村 直樹>親子心理(第十三回/イライラ反抗期②)

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皆さん、こんにちには。メンタルアップカウンセラーの澤村直樹です。

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今日は前回から引き続き、反抗期への対処法をご紹介したいと思います。

前回、お子さんの反抗期とは自我が芽生え形成されるためのステップであるとお伝えしました。

しかし、そうはわかっていても、あまりにワガママが過ぎるとお母さんだって爆発したくなっちゃいますよね。

これは、お母さんが母親として未熟だとか決してそういうことではありません。

お母さんだって人間ですからイライラしちゃって当然なのです。

そんな時はたいてい少し責任を負いすぎてしまっているか、または気持ちに余裕がなく焦ってしまっているか・・・そもそも、子どもがしたいことをして反抗するように、お母さんだってしたいことや言いたいことが外に出せなければ、反抗したくなっちゃうのも当たり前です。

(このイライラしてしまう心理については、親子心理の第一回「イライラの悪循環」でご紹介していますので、よろしければご覧ください)


では、このような時期をどのように乗り越えていけば良いのでしょうか?

まず、お子さんのイヤイヤ攻撃には「オウム返し」で応戦しましょう!


これは、相手の言葉をそのまま返すカウンセリングでも用いられる、「バックトラッキング」という手法をもとにしています。

反抗期のお子さんは自分の力を試している状態なので、この時に周りから「そんなことやっちゃダメ!」と強制され続けると、自分を否定されているようでムっとしてしまいます。

つまり、周りからの忠告が気に入らないというよりは、自分の意見を尊重して欲しいと感じているわけです。

そこで、オウム返しのテクニックを使ってお子さんの言葉を否定的に返すのではなく、そのままそっくり返してあげてみてください。


たとえば・・・

お子さん:「イヤ!ごはん食べるのイヤ!」

お母さん:「そっかぁ、ごはん食べるのイヤなんだぁ。○○ちゃんはどうしたいの?」

お子さん:「お人形で遊びたいの」

お母さん:「お人形で遊びたいんだぁ!お人形好きだもんねぇ、お母さんも好きだよ。ごはん食べ終わったら一緒にお人形で遊ぼっか♪」

こんな具合です。もちろん、こんなにストレートにいくとは限りませんし、日頃否定的に接していると一度では上手くいかないこともありますが、試してみる価値は大いにあると思いますよ。

ここで大切なのは、はじめに自分の意見が肯定されているというところです。

皆さんも体感的にご存知のように、自分の意見が尊重されると相手の意見も尊重しやすくなりますよね。


そして、もうひとつ大切なことがあります。

それは、お母さん自身も周りに話を聞いてもらうということです。


ご主人でも友達でも誰でも構いません。

子育てに悩みはつき物なのですから、愚痴を聞いてもらったり褒めてもらったり、とにかく思いを外に出せる環境を作ってあげてください。

子育てのマニュアル本には、子どもへの対処法はたくさん紹介されていますが、お母さん自身の心に余裕を作るということが、実はもっとも重要な子育てマニュアルだったりするのです。


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2007年07月25日 18:21に投稿されたエントリーのページです。

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