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2008年03月 アーカイブ

2008年03月03日

<越川 啓子> マメ知識!*注文の多い料理店*

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こんにちは。

メンタルアップカウンセラーの越川啓子です。


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大雪が降ったり、少し暖かい日があったりと、体調を崩しやすい気候が続いておりますが、みなさんお元気でお過ごでしょうか。

私も今年に入ってからずっと風邪が治らず、やっと熱が下がり回復の兆しが見えてきたものの、未だに乾いた咳が出て苦しんでいます。

今年の風邪は治りにくいです!

体調管理には、気をつけましょうね。

今回は、その風邪によって自宅で過ごすことが多かったので、読書した本から気付いたことを紹介します。

体調不良のときに難しい本はとっても読める気になれない私は、リラックスのため、次の展開や結末を考えなくて済むように、昔読んだことのある本を手にとってみました。


「注文の多い料理店」という本です。

そうですね、小学校の教科書に載っていたので、読んだ事のある方も多いと思いますが、宮沢賢治の児童文学の短編集です。

あらすじは、森に狩猟にやってきた青年紳士2人が道に迷った先で西洋料理店を見つけ、山猫に食べられそうになる、というものです。

小学生の頃これを読んだ私には、「猫って恐ろしい」という印象だけが強く残りました。

ところが、実はポイントはそこではなかったのですね


この青年2人がクセ者で、イギリス風の西洋かぶれの格好をして、ゲーム感覚での猟を楽しむ為に山にやってきて、獲物が得られず、山の空気も険しく変わってきて、連れていた猟犬が死んでしまったというのに、彼らは「実にいくらの損害だ」などと金銭的な損失だけを気にしているような人たちだったのです。

果たして、この2人にしっぺ返しともいえる災難が降りかかるわけですが、最後には2人が無情にも見捨てた犬に助けられることになります。

この物語は短編でありながら、お金に対していやしい気持ちを持ち、また自然を軽視する人間の傲慢さ、愚かさに対しての皮肉にくわえ、たとえ冷淡な扱いを受けようとも救いの手を差し伸べる自然とをみごとに体現している作品でした。


月日が経過して改めて読んでみると、誤解や勘違いで記憶に残ってしまう事柄も、案外多いのだと感じます。 (私は猫に対する恐怖心が残っていたわけです)

この本に関しては私が当時きちんと読んでなかったのかもしれませんが(笑

もっといえば、たまに猫が苦手かもしれないと感じる時があること自体、この本の影響だとも言い切れませんよね。

日本にはおどろおどろしい化け猫が登場する昔話は数多くあるのですから。


日常生活でも、受け取る側によって、伝える側の意図と違った解釈となる場合があります。

これがずっと潜在的に残る事は非常に危険なことです。


あの人の言ったことは本当にあなたの考える「きっと、こう」の通りでしょうか。

もういちど振り返ってみるのも良い選択かもしれません。

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2008年03月10日

<木村 博旨> マメ知識!*雪の夜*

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こんにちは、心理カウンセラーの木村博旨です。

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先日も東京や私の住んでいる埼玉ではが降りました。

この冬に入って3回目?4回目?

とにかく寒い。電車やバスが遅れたり、混んだり。

道はすべるし。

天気予報で明日が雪と聴くと、ちょっと憂鬱になりました。

(雪が当たり前の地域ではこんなもんではないですよね)

私自身、いつのころから、雪に対してこんなイメージを持つようになってしまったのでしょう。

子供のころは、冬の間に数少ない雪が降ると雪だるまつくったり、雪合戦したり、

雪だ雪だとはしゃいでいた記憶があります。

休みで余裕があるせいか、久しぶりに雪を楽しむことができました。

庭一面真っ白で、空気も澄み切っていて、

雪ってこんな素敵な瞬間もあるものなんだなあと感じています。

さすがに雪だるまという気分には慣れませんが、

大人になっても子供のときの純粋に雪を楽しむという気持ち

そんな心のゆとりをちょっとでも持っていたい、そんな気持ちになった雪の夜でした。

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2008年03月17日

<木村 博旨> マメ知識!*落ち込むときは落ち込もう*

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こんにちは、心理カウンセラーの木村博旨です。

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今日はちょっと落ち込んでいます。

心理カウンセラーといっても人間。

悲しいときもあれば、うれしいときもある。もちろん、落ち込むときもあります。

メンタルを鍛えているとか、すごいテクニックを持っているから(マジシャンかい!)

落ち込むことはあまりないんじゃないの~って言われることもありますが、

落ち込むときはやっぱり落ち込むものです。

落ち込むときのコツ。
とことん落ち込むこと。
とことん落ち込んでいいのです。


時間を決めて(例えば今日はとことん落ち込むぞ!)、

自虐的になってもOK。いじけてもOK。泣きたくなったら思いっきり泣きましょう。

落ち込む気持ちを十分に味わってください。

徹底的に味わいつくすこと。

それが落ち込みから抜け出すコツです。

意識して時間を決めてとことん落ち込みましょう。
すると…


あとはぜひ、落ち込んだときに試してみてくださいね。

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2008年03月21日

<須藤 直子>はじめまして

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はじめまして。

カウンセラーの須藤直子と申します。


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この度カウンセリングに携わらせていただくことになりました。

どうぞよろしくお願いします♪


十代の頃から身内や身近な友人・知人との関係に悩んでいた私は、心理学にとても興味を持ち始めました。

人の心の働きとか防衛、どうして悩みや苦しみが生まれてしまうのかということを、心理学という学問を通して探求していたように思います。

そのうち知識が広がると、今まで謎でしかなかった『心』というものが、どういった働きをしているのかということをまがりなりにも理解できるようになっていきました。

自身の中に心理学が浸透していくと、当然カウンセリングもとても身近に感じられるようになり、今では実生活になくてはならない存在になっています。

カウンセリングは『再生』すること。だと私は思います。

相手が自分の話に真剣に耳を傾けて聴いてくれている。

自分の中の複雑な感情を受け止めてくれる。

そしてその思いを適切な言葉に代えて表現してくれる。

悩みに向き合い、解決できるよう共に歩んでくれる。

その過程があれば、また生きる希望や活力を取り戻すことができるかもしれません。

クライエントと共にある、そんなカウンセラーに私はなりたいと思っています。


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2008年03月28日

<越川 啓子> マメ知識!*満員電車の物語*

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こんにちは。

メンタルアップカウンセラーの越川啓子です。


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先日、朝の満員電車に乗った際に体験した出来事や遭遇した人々のことがとても心に残りましたので、今日はそのことをお話ししたいと思います。

みなさんも、特に会社にお勤めしている方であれば、満員電車経験など日常のことだろうと思います。

朝の通勤ラッシュでは、実に様々なことが起こりますよね。

そして大抵の場合、不快な出来事が多いことでしょう。

その日私の乗った電車は、早朝に起きた人身事故の影響で、相当な遅れと尋常でないほどの混雑ぶりでした。

それぞれの駅ではホームから人が溢れ、車内もまさにスシ詰め状態。

いつもとは明らかに異なる状況に、興奮されてしまったとみえる、ひとりで乗車していた障害者の方が騒ぎ出してしまい、遠くでは会社員風の男性が貧血を起こしているのが見えました。

大丈夫だろうか…。


ターミナル駅で、学生らしき青年が、降りるタイミングを逃しそうになり、慌てて降りる瞬間、持っていた書類の束を車内に撒き散らしてしまいました。

「あ…!」

側にいる方はみな、迷うことなく急いで拾ってあげていました。

遠くまですべっていってしまった紙を、火事場のバケツリレーの様に次々と手渡して彼の元へ運びます。

ところが、ホームにいた人がひとり、待ちきれずにまたいで車内へと入って来ると、その後の人たちは見えないので、ドドっと押し寄せて来てしまいました。

「降ります!」という彼の声もむなしく、この駅では降ろしてもらえませんでした。


しかし、彼は次の駅で降りる際、書類を拾ってくれた人ひとりひとりに、笑顔で爽やかに

「ありがとうございました!」

「助かりました!ありがとうございました!」と頭を下げて行ったのです。


彼の律儀さ、また乗り合わせていた人々の協力心にも、非常に感動しました。


ストレスがピークに達する状況下では、他人の事どころではない人が殆どであろうと思っていました。

同情どころか、迷惑心や怒りを抱く人が多いぐらいではないかと思っていたのです。

逆に、世話を受けた側も、小さな声で「すいません…」「…どうも」ぐらいの挨拶が精々だろう…と。

でもそれは偏見だったようです。

彼が降りた後、相変わらずのギュウギュウ電車の雰囲気が、変わりました。

各停車駅で、私も含め、みながそれぞれ自分の周りで降車したい人を見つけては「降りる人がいるみたいですよ!」「降りる方がいます!」「すいませーん、降りたいそうです!」「空けてあげて下さい!」と声を掛け合いました。

おそらく、私が抱いた思いと同じ思いを、多くの方が同時に抱いたのだと思います。


思いや考えがあっても、それを実際にやる、一番先にやる、というのは相当にパワーのいることかもしれません。

けれど、その勇気はきっと、その後にそれ以上のパワーになっていきます。

小さなことからでも、できることから行動してみましょう。

行動にうつすと、すがすがしい気持ちになりますよ!

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