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こんにちは、メンタルアップカウンセラーの竹内宏行です。
4月になり、新年度や新学期を迎え、なにかとストレスを感じている方も多いと思いますが、できるだけ無理をしすぎず毎日を過ごしたいものですね。
さて、今回は、前回に続いてメンタル不全について考えてみたいと思います。
今回は、「神経症」についてのお話です。
神経症は、「ノイローゼ」とも呼ばれ、心理的なことが原因となって神経系に起こる症状です。
調子が悪いために病院に行っても、特に悪いところはないと診断されてしまうことが特徴です。
先日お話ししました「心身症」とも似ていますが、その違いは、心身症は医学的にはっきりとした身体の病気が認められますが、神経症は医学的にはっきりとした症状が診断されないことです。
神経症は、大きく分けると①神経衰弱、②強迫神経症、③不安神経症(パニック障害)、④ヒステリーなどに分類されます。
①神経衰弱とは、
身体の疲労感や不眠、頭痛などであります。
②強迫神経症は、
無駄で意味のないことだと自覚しながらも、強迫観念によって特定の行為をしてしまう症状です。
例えば、「外出の際に、何度も戸締りや火の元の確認をしても気がすまない…」「数十分もの時間をかけて手を洗ってしまう…」などがあります。
③不安神経症(パニック障害)とは、
突然、心拍数が上がり全身が緊張して汗をかき、息苦しく、気が遠くなったり吐き気や胸の痛みを感じたりします。
とくに発作が起きやすい場所は電車などの乗り物の中で、一度発作が起きた場所や乗り物に対して、「また具合が悪くなるのでは…」という不安から「その場所に行けない、電車に乗れない…」といった恐怖感や不安感に悩まされてしまいます。
④ヒステリーとは、
一般的にいわれる「ヒステリーをおこす」などとは違い、感覚や運動機能の麻痺、痛み、失神などの症状があるにもかかわらず、身体の病気ではなく精神的な原因による症状です。
例えば、「うるさくてたまらないと感じている特定の他者の声だけが聞こえなくなる」「小さな子どもが、母親が仕事に出かけようとすると急に歩けなくなる、熱を出してしまう」などがあります。
神経症の治療には、薬物療法に加え、心理療法などが用いられ、心身症同様、身体と心の両面からケアしていくことが効果的だといわれています。
また、神経症の原因は、心理的なものに加え、性格や環境などが絡み合っていて、特に子どもの場合は親子関係(親の影響)が大きいといわれています。
そのため、子どもの場合は、本人に対する治療だけではなく、両親に対するカウンセリングによって総合的に本人をケアしていくことが大切です。
私の経験でも、親御さんがその点についての意識が高く、お子さんとの良い関係作りに積極的である方ほど、ご本人の症状の改善に良い効果を与えると実感しています。
神経症や心身症などは、ストレスの多い現代社会で特に多くなってきているといわれています。
生活の中で心理的な悩みの種は尽きないものですが、職場や学校、家庭や地域において、お互いに心の健康を支えあえるような良い人間関係を広げていきたいものですね。
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