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カウンセラー*澤村 直樹 アーカイブ

2006年12月12日

<澤村直樹>はじめまして

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みなさん、はじめまして。
メンタルアップカウンセラーの澤村直樹です。

主に親子心理と恋愛相談を専門分野とさせていただいていますが、
メンタルアップを通じてたくさんの方とお話することが出来たら素晴らしいなぁ、、と感じています。

一人で抱え込み逃げ道のない「ぐるぐる思考」に陥ってしまっている時や
家族や友人に相談しても今ひとつスッキリしない時、
私の存在を思い出してみてください。

今までとは違った視点からものごとを捉えることで、きっと新しい自分に出会えますよ。

ブログでは、親子関係や恋人との関係を円滑にするための
ちょっとしたヒントなどを中心に書いていこうと思いますので、
良かったら覗いてみてくださいね。

==============================
 カレってどんな人??  <人事担当者より>

初めてお会いした時、目をキラキラさせて、いろんな事を語ってくれました。

なぜカウンセラーになったのか・・・、どんなカウンセラーになりたいのか・・・、
こんな事をやってみたい!と夢も語ってくれました。

そして、帰り際に、「面接を受けられることだけでも、嬉しい!有難う御座いました!」
と律儀に礼儀正しかったのが印象的でした。

単に、礼儀正しかったわけではありません・・・
すごく心がこもっていた言葉・・・意思伝達でした。

悩みって、「答えはひとつではない」・・・yes or no の世界ではありませんよね。
人それぞれの答えがたくさんあります。

澤村さんは、きっと悩める人それぞれに、一生懸命向き合う!そんな確信が持てました。

当ブログで、澤村さんを知ってみてください。
相性合う方がいらっしゃると思いますよ。

2006年12月14日

<澤村 直樹>カウンセリングについて

こんにちは、澤村 直樹です。
さて、みなさんはカウンセリングについてどのようなイメージをお持ちでしょうか?


私が今まで耳にした中で多かった声は、「興味はあるけど、何をするのかよくわからない」といったものでした。
確かに、こういったご意見はごもっともだと思います。


エステやツボ押しマッサージなどであれば、その効果を比較的想像しやすいですし、
数あるお店やメニューの中から自分に合ったものをチョイスすることができます。
結果、充足感を得た対価として、納得してお店にお金を支払えますよね。

私もマッサージをしてもらうのが大好きで、上手くツボを刺激されると幸せな気持ちになります。
これは美味しいお食事をしたり、必要なものを買ったり、または趣味に時間を費やす場合も同じで、
それぞれに充足感を得る効果があり、ストレスの発散やリラックスに役立っています。


実は、カウンセリングもエステやマッサージと同じなのです。
ストレスの発散やリラックスによって、心の充足感を得るためのものなのです。


まだまだ世間の認知からすると、「精神的に大きな負担や傷を抱えている人のもの」というイメージが強く、
どこか「敷居の高さ」のようなものがあるのかもしれませんが、欧米では親が子供から相談持ちかけられた時に近所のカウンセラーを紹介する、というくらいに大衆的なものだったりします。

それだけカウンセラーの存在とカウンセリングの効果が、広く認知されているということですね。

「今の生活がなんだか窮屈だなぁ・・・」
「しなきゃいけないのに意欲がわかない・・・」
「不満もないけど、満足感もない・・・」
「こんなつまらないこと人には話せない・・・」
こういったモヤモヤは、多少の違いはあっても誰もが抱えているのではないでしょうか。


はっきりとした悩みがなくてもいいのです、つまらないと思うことでもいいのです。


たとえ周りからつまらないと思われるようなことでも、あなたにとっては大切なことなのです。
だから悩むのですから。


そして、悩みがあるということは理想があるということです。
もし、あなたがその理想にたいして「どうせ無理だ・・・」と諦めてしまっているとしても、それは、その理想を可能にする方法に「今はまだ」出会っていないだけなのです。

家庭のこと、学校のこと、会社での人間関係のこと、恋人とのこと、どんなことでも構いません。
今より明るく活き活きとした毎日と心の充足感を得たい方、あなたの理想を教えてください。

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2006年12月26日

<澤村 直樹>すぐに役立つマメ知識!*イライラの秘密①*

みなさん、こんにちわ。カウンセラーの澤村直樹です。
親子心理の第一回では「イライラの悪循環」について触れましたが、
今回はその「イライラ」が意味する深層心理の一部をご紹介します。


日常生活の中でイライラすることって誰にでもありますよね。
そのイライラの「素」は人それぞれ違うと思いますが、

①他人の言動や行為に対する不快感
②自分の言動や行為に対する不快感

少し強引ですが、大きくこの2つに分けることができるかもしれません。
では、これから①のケースについて、心理学の観点から心の働きを紐解いていきましょう。

心理学の世界では、
「あなたを取り巻く環境は、あなたの心を映し出す鏡である」

という考え方があります。
これは、あなたの悩みを解消するヒントが、外(他人)ではなく内(自分)に隠されているということです。

たとえば、そうですね・・・

「会社の部下がなかなか仕事を覚えないことにイライラしている自分」をイメージしてみてください。

何度同じことを教えても覚えない、そのうえ自分の非は認めず言い訳ばかりしてくる部下・・・
はじめは大目に見ることも出来たが、どんどんイライラは募っていく・・・

さぁ、あなたはその部下に対して、どんな感情が芽生えるでしょうか?

「ろくに仕事もできないくせに、偉そうなことばっかり言うな!」
「言い訳するくらいなら、素直に謝れ!」

仮に、このような不快な感情が芽生えたとしても、
それは上司という立場や責任、人としての心情に照らし合わせれば当然だと思います。


・・・でも、ここで少し考えてみてください。

その心の声は、なんだか自分自身にも当てはまるような気がしませんか?
これは「投影」といわれる心の働きのひとつで、他人の中に自分の嫌いな部分を重ねて見ているからです。


つまり、他人を見て「偉そう」とか「素直じゃない」と感じ不快に思うということは、
何よりもあなた自身が「偉そう」で「素直じゃない」自分を嫌っているのです。

「全くあの人は人の気も知らないで」という人ほど、他人の気持ちに無頓着な人が多いことは、
みなさんも体験的にご存知かと思います。
それと同じですね。

この「投影」に気づくことは、とても大きな意味があります。


相手の中に自分の気持ちを重ねているとわかれば、今よりも心に余裕が生まれる可能性があるからです。
そうして生まれた余裕をうまく使い、自分の嫌いなクセが出る回数を少しずつ減らしていくことで、
人間関係が驚くほどにスムーズになることがあります。

これはオススメですので、ぜひ、試してみてくださいね。


次回は②のケースについてお話させていただきます。

2006年12月30日

<澤村 直樹>すぐに役立つマメ知識!*イライラの秘密②*

みなさん、こんにちわ。
カウンセラーの澤村直樹です。


今回は、前回「イライラの秘密①」の中で登場した②のケース、
「自分の言動や行為に対する不快感」についてご紹介します。


みなさんは日常生活の中で、家族や友人・恋人とのコミュニケーションをこじらせてしまう、
言動や行為のパターン
ってありませんか?


「あぁ、またやっちゃってる・・・」と頭ではわかっているのに、なぜか繰り返してしまう言動です。


たとえば・・・


自分から訪ねておいて「でもさぁ~」と相手の意見を受け入れない

相手の失態ばかりを取り上げて、自分が優位に立とうとする

わざと相手を試すような行動にでて怒らせてしまう

と、いったようなものです。

このように頭ではわかっている、または、やってから「まただ・・・」と気づくのに繰り返してしまう。
そんな言動のクセやパターンを、心理学の世界では「ゲーム」と呼びます。
そして、このゲームは、その最後に必ず自分に不快感を与えるのです。。

「言わなきゃよかった・・・」「なんでいつもこうなんだろう・・・」「虚しい・・・」と。

では、この不快なクセを引き起こす要因とはなんでしょうか?
それは、 「否定される恐怖」です。

人は誰しも自分の存在を認めてもらいたいと感じており、
その人との関係が親密であればある程、その思いは強くなっていくことでしょう。


ところが人は、認められて得る満足感より、否定されて失う絶望感に支配されてしまい、
「自尊心=自分の存在価値」を傷つけられることに強い恐れを抱きます。。

この自分のプライドと存在を守るために編み出した言動が、ゲームなのです。

自分がどのようなゲームを持ち、どのような場面でそのゲームが発動するかを知ることは、
人間関係を円滑にすると同時に、自分が望んでいる本当の欲求に気づく手助けとなります。


逆に、ゲームを繰り返している間は本当の欲求が解消されないので、ストレスが溜まる一方です。

自分の本当の欲求を知り、ストレスを解消したいとお考えの方は、是非気軽にメールしてみてくださいね。

2007年02月18日

<澤村 直樹>すぐに役立つマメ知識!*やる気ってなんだろう?*

こんにちは。メンタルアップカウンセラーの澤村直樹です。

今回は「やる気」を生む方法を、皆さんと一緒に考えてみたいと思います。

お仕事や勉強や家事や普段の生活の中で、「やる気が出ないなぁ~。でもやらなきゃなぁ~」と、ついこんな言葉をつぶやいてしまうことってありませんか?

この気持ちって一体どこから生まれてくるのでしょう。


「やる気」を出す効果的な方法として、「目標を立てる」ということがあげられます。


よく5年後、10年後のビジョンを明確に持つことで、意欲的になれると耳にしたりしますよね。

ところが言葉で言うのは簡単ですが、いざ自分で目標を立ててみようとするとなかなか上手くいかないものです。

仮に目標を立てたとしても、行き着く前に面倒くさくなってやめてしまう・・・なんて経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

それは、その目標があなたの望む「本当の目的」でない時に起こり易いのです。

たとえば、目標を「5kgのダイエット!」と設定したとします。


5kg体重を落とすには、様々な試練が待ち構えているような気がしますが、ここで重要なのは、「何のためのダイエットであるか」ということです。

ダイエットを成功させることであなたが何を得ようとしているのか、それをイメージすることが大切です。

この時のポイントは、得ようとしている感情が「キレイになりたい!」のように肯定出来ていることです。

浮かんできた感情が、「嫌われたくない」とか「可愛い服が着れないから」のように否定的であった場合は、あなたの本当の目的ではないかもしれません。。

人は、何のためにしているのかわからないことに対して苦痛を感じやすく、逆に自分のしていることに肯定的な意味を感じていると意欲が湧き、多少の困難も乗り越えてしまうものです。


自分の立てた目標に今ひとつやる気が湧かない時は、少し結果を急ぎ過ぎているのかもしれません。

本当は今の目標よりも先に解決したい、手に入れたいものがあるのかもしれませんね。

2007年03月05日

<澤村 直樹>親子心理(第三回/子育てのヒント①)

こんにちは。メンタルアップカウンセラーの澤村直樹です。

今日は親子心理の三回目として、「子育てのヒント」について一緒に考えてみましょう。

皆さんはこんな事を考えたことはありませんか?

「良い子育てって一体なんだろう?」って。


・・・と、その前に。

ここで使う「良い」とは、誰かと比べた相対的な表現ではありません。

便宜上「良い」と置くだけで、ここにはご自身でしっくりくる形容詞を入れていただければと思います。


それでは、話を本題に戻しましょう。

今の社会は情報化が進み、雑誌やテレビはもちろん、携帯やインターネットなどからも自分が欲しいと思う情報は幅広く、しかも手軽に調べることが出来ます。


子育ての情報も例外ではなく、「マニュアル」のようなものであれば、私よりも皆さんの方が詳しくご存知かもしれません。

しかし、この情報というものは上手く使いこなさないと大変なことを引き起こす危険性も含んでいるのです。


情報過多であるが故に、全てを知らないと損をしているような気になり様々な知識を集め、本来欲しかった情報をいつの間にか見失ってしまう・・・。

結果、それらがごちゃ混ぜになったマニュアルを子供に押し付け、上手くいかなければ情報を疑い、また同じようにマニュアルをどこかから見つけてくる。

こんなことが続けば、子供は一体何をすればいいのか混乱してしまいますよね。


そもそもマニュアルというのは、与えられる側からすれば息苦しいものなのです。

自動車教習所や就職面接などを想像してみてください。


とにかく、「あれはダメこれはダメ、ここはこうしろああしなさい」と様々な規制をかけられます。

こんな状況では、緊張してしまい自分のしたいことを表現するのは至難の業ですよね。


マニュアルを欲しがる時というのは、子育てに対する焦りや不安、もしくは「自分はマニュアル通りにやっている」という、言い訳が欲しい時なのかもしれません。

その「言い訳」を、カウンセリングなどで吐き出し癒すことで焦りや不安を解消し、そこから生まれた心の余裕によって、自分の満足のいく子育てへと繋げていく。

良い子育てとは、子供の気持ちを理解する心の余裕が、あなた自身にあるかどうかということです。

まずは、あなた自身を癒してあげてください。


次回は、「子育てのヒント②」についてお話したいと思います。

2007年03月16日

<澤村 直樹>親子心理(第四回/子育てのヒント②)

皆さん、こんにちは。

メンタルアップカウンセラーの澤村直樹です。

今日は前回からのお約束通り、「子育てのヒント」の続きについて一緒に考えてみましょう。


皆さんは「良いお母さんってなんだろう?」と考える時、どんなことが思い浮かびますか?

例えば、『子供の良いところ悪いところを見極め、子供の目線から気持ちを理解し、その上で正しく導く。』

こんなスーパーお母さんのような人がいたら、「自分は良いお母さんである」と胸を張れるかもしれません。

・・・ただ、ちょっと難しそうです。。特に「正しく導く」というあたりが。

実はもっと簡単に、しかも自分だけに合った「良いお母さん」を見つけるとっておきの方法があります。

それはあなたが、どんなお母さんお父さんを欲しかったかを考えることです。


あなたが子供の頃、親のある言動に決まって反発したり、嫌な思いをした経験があると思います。

そんな時、あなたはどんなことを感じていたでしょうか?

その時本当はどんな言葉を、行動を取ってもらいたかったのでしょうか?

おそらく、もっと自分を信頼して欲しい、もっと言い分を受け止めて欲しいと感じたことでしょう。

また「欲しかったもの」ということは、「満たされなかったもの・表現できなかったもの」とも言えます。

子供の頃に満たされてきたものに関しては、あなたも意識せずに自然と子供に与えることが出来ますが、満たされずにきたものは、どうも上手く表現できないと感じているかもしれません。

それどころか、満たされなかったものはいつしか願望となり、子供を使って満たそうとしてしまうのです。


子供とのコミュニケーションが上手くいかなくなってきた時には、少し立ち止まって考えてみてください。

ひょっとしたら自分の願望を子供に押し付けているのかもしれない、

先読みして何でも結論を出してしまっていたかもしれない、と。


そして、同時に知ってください。

このブログに興味を抱いたという事実が何よりも、「良いお母さん」として十分前向きな姿勢であることを。

2007年03月22日

<澤村 直樹>親子心理(第五回/真っ白なキャンバス)

皆さん、こんにちは。

メンタルアップカウンセラーの澤村直樹です。


今日は親子心理の五回目として、お父さんお母さんの言葉や態度がお子さんにどんな影響をもたらすのかについて考えてみましょう。

心理学の世界では、「人生とは本人が主人公のドラマである」という捉え方をし、そこには個人個人の脚本が存在していると考えることがあります。

そして、その脚本は生まれてから3~4歳くらいまでに自分自身で書き上げるとされています。

書き上げた後は脚本に沿って人生を演じていき、他者との付き合い方や物事の捉え方や決断に関して
その都度臨機応変に決めているようでも、実はこの脚本に従って決断しているというわけです。


皆さんは、こんな気持ちになったことはありませんか?

「言わなきゃいいのに、また言っちゃったな・・・」

「結局いつもこうなるんだよな・・・」

このように何度も同じような場面を体験するのも、幼少期に体得した価値観などによって固定化された
シナリオを大人になってからも忠実に演じてしまう
ために起こるのです。

ダメだダメだと頭ではわかっていても、脚本通りに演じないと監督に怒られてしまう・・・といった感じですね。

つまり、4歳くらいまでの間に他者とどのような係わり合いを持ち、その中からどのような価値観を得るかが、その後の人生に大きな影響を与えるわけです。

お父さんお母さんが誰かの悪口を言ったり、理不尽な怒り方をしてしまえば、子供は「他者否定」という価値観を脚本にこっそり書き込むかもしれない・・・というように。。

もちろん、この脚本は悪いものばかりではなく、人生を有意義に送るための良いシナリオも含まれています。

特に生まれたばかりの赤ちゃんには価値観がなく、成長していく段階で少しずつ体得していくわけですから、言わば真っ白なキャンバスに自由に絵を書き色を加えていくようなものです。

子供が素敵な脚本を書き上げ、自分の人生に次々と鮮やかな色を書き足していけるかどうかがお父さんお母さんの腕の見せ所のひとつかもしれませんね。

次回はその「価値観」についてお話したいと思います。

2007年04月02日

<澤村 直樹>親子心理(第六回/作られる価値観)

皆さん、こんにちは。

メンタルアップカウンセラーの澤村直樹です。

今日は前回の「人生の脚本」の流れから、「価値観」についてお話したいと思います。


赤ちゃんの頃というのは、何をやっても大抵褒められたり、喜ばれたりしますよね。

ところが1歳を過ぎ2歳を迎え、ひとりで歩いたり言葉を理解し始める頃になると、思いもよらない行動を取ったり駄々をこねたり・・・。

余裕のある時には大目に見れても、いろいろなことが重なるとつい叱ってしまうこともありますよね。

もちろん、子供が危ないことをしようとする時に注意を促す必要はあります。

ただ、その場の状況を手っ取り早く治める手段として叱ることってありませんか?

実は子供の価値観、特にネガティヴなものはこういう状況で作られやすいのです。


例えば、こんな場面を想像してみてください。


【ある日の昼下がり】

 ママ  「ねぇねぇ、いつもの○○やって見せて!ママあれ好きだなぁ」
 
 子供  「うん、いいよ♪♪」

【その日の夕方】

 子供  「ねぇねぇ、ママ見て見て!」

 ママ  「今忙しいから後でね」

 子供  「じゃあ、これ見て!」

 ママ  「も~、お願いだからあっち行っててって!」


 ある時は良しとされ、ある時は注意される。

また逆に、悪口はダメと教えながら、自分はテレビやご近所さんをネタに悪口を言ってしまう・・・

というような、ある時はダメとし、ある時は良しとする言動を、私たちは無意識にしてしまいがちです。


そして、このように子供にとっては不可解な状況に対して、彼らは自ら納得のいく解釈を付けます。

こういった状況の繰り返しが、その子の価値観を形成していく要因のひとつなのです。

心に余裕がないと、人は他人の言動を素直に受け入れることが難しくなります。

そんな時は一人で頑張り過ぎず、身近な方や外に助けを求めることも必要だと私は思います。

2007年04月18日

<澤村 直樹>親子心理(第七回/上手な家族との付き合い方①)

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今回は家族とのコミュニケーションをとる時に、知ってるいるとちょっと得する知識をご紹介します。

皆さんもご存知の通り、コミュニケーションのとり方というのは十人十色ですよね。

おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さん、お子さん、それぞれに独自の表現方法や受け取り方があり、感じているものや考えていることは人それぞれ違います。

そして、この異なるコミュニケーションを円滑にする上で知っておきたいのが、次の3つの感覚です。

 ①視覚
 
 ②聴覚
 
 ③体感覚(味覚・臭覚・触覚など)

理科が得意だったり、国語が得意だったり、音楽や体育が得意だったりと、人それぞれ得意な分野があるように、実は外部からの刺激を受け取る感覚にも得意分野があるのです。


たとえば、二人で映画を観に行くとしますね。


 「あのシーンは映像がリアルで迫力満点だったなぁ」

 「え~、あのシーンはとにかく音楽が怖くて嫌だったわ」

 「音楽・・・どんな音楽だっけ?」

というように、同じものを見たり聞いたりしていても、感じ方や印象に残るものは人それぞれ違うのです。

視覚が得意な方は目に映るものに敏感に反応し、聴覚の得意な方は耳に入ってくる音に反応します。

また、体感覚の得意な方はニオイや風の心地良さや心臓の高鳴りなど、体で感じる反応に敏感です。


このように得意な感覚が似ている人同士というのは、感じるものも伝えようとする方法も似ているので、比較的心地の良いコミュニケーションを取り合えます。

なんだかあの人とは気が合うんだよなぁ、と感じる時ってありますよね?

逆に得意な感覚の異なる人同士の間では、お互い一方通行な会話となる場合があります。

これを「ミスコミュニケーション」と呼び、お互いを理解しようとする時の障害となる可能性があるのです。

日頃から相手がどんなものに興味を持ち、それをどの感覚で敏感に捉えているのかを知っておくことは、お互いを理解し、心地の良いコミュニケーションを手に入れる有効な手段かもしれません。


そして、あなた自身も得意な感覚をぜひ皆に伝えてみてください。


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2007年04月29日

<澤村 直樹>親子心理(第八回/上手な家族との付き合い方②)

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今日は前回から引き続き、ちょっと得するコミュニケーション方法をご紹介します。

楽しいことや悲しいこと、相談したいことがある時、あなたはどんな人に話しを聞いてもらいたいですか?


きっと、一緒に喜んだり涙を流してくれたり、気持ちを理解し受け止めてくれる人を選ばれる方が多いのではないかと思います。


逆に、話を片っ端から否定したり、受け答えにトゲがあったり、話をしてもすぐに自分の話にすり替えてしまうような人を好んで相手に選ぶ方は少ないと思います。

人は「自分の存在を認められたい」という気持ちを心のどこかに持っているので、相手から発せられる否定的なメッセージに対して嫌悪感を抱きやすいのです。


ところが、私たちは日常の会話の中で、この「否定的なメッセージ」をよく相手に送ってしまいます。

その代表的な表現に、「どうせ~(否定文)」「結局~(否定文)」の2つがあります。


たとえば、

「どうせ長続きしないんだから」

これはその人の意欲や可能性を摘み、主張しにくい環境を作ります。

「結局いつもと変わらなかったじゃない」

これは挫折感を増幅させ、立ち直るきっかけを断ち切ってしまいます。


どちらの場合も無気力感・無価値感を相手に植えつけ、萎縮し自分の殻に閉じこもってしまったり、反抗的な態度を生み出しやすくなります。

一度このような関係が構築されると、表面上は上手く付き合っているようにみえても、心の中では常に相手と自分を比較し優劣を決めたり、否定的なメッセージに敏感になってしまったり・・・
正常なコミュニケーションを取るのが難しくなってしまいます。。

相手にはわからなくても、本人の中では努力していたり意識改革を行っているものなのです。

その小さな変化や努力を汲み取り、認めてあげることで、相手の前向きなエネルギーはどんどん増幅し、その結果きっとあなた自身も心の潤いを感じることができるでしょう。

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2007年05月08日

<澤村 直樹>親子心理(第九回/上手な家族との付き合い方③)

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今日も前回から引き続き、ご家族との関係で活かせるコミュニケーション方法をご紹介します。


「子供を甘やかす」のと「甘えん坊をにする」

この二つは似ているようで、全く違う意味合いを持っています。

お子さんへの愛情から、ついつい手をかけ過ぎてしまうことってありますよね。


 「ああしなさい、こうしなさい」

 「あれはダメ、これはダメ」

 「これをすれば間違いないわよ」


というように、

親の目からみた子供の世界はどこか危なっかしくて、つい先回りをして安全を確保したり、自分の価値観や一般論を過度に強調してしまったり・・・。

こういったある種の強制や束縛は、子供の「やりたい!」という自主性を少しずつ摘み取り、逆に「やらねばならない事をやらされている」という感情を植えつけてしまいます。


すると、子供は自主性を放棄する代わりにお母さんの言うことを聞いてればいいのだという意識を強めていき、お母さんがいないと物事を決められない甘えん坊になってしまいます。


 一方、お子さんの望む事やりたい事を思う存分に聞いてあげ、叶えてあげると、子供は自主性や自立心をどんどん強めていきます。


「抱っこして~」とか「ハンバーグ作って~」とか、とにかく主張に耳を傾け叶えてあげることで、子供はお母さんからの愛情に満足し「自分は大切な存在だ」という自信を胸に、大きな事にも自分からチャレンジする意欲が湧いてくるのです。


子供を甘やかすというのは一見すると問題があるように思えますが、自分の主張や願いが聞いてもらえるという感覚を与えてあげるのはとても重要なことです。


ただし、物を買うなどの替えの利く欲求に関してはあまり多様しない方が良いでしょう。

与えてあげるのは、替えの利かないお母さんの愛情が一番です。

普段自分の願いを十分に叶えてもらえていない子は、お母さんのお願いも聞いてくれません。

いざという時に言うことを聞かず困らせる子や、何度注意しても繰り返す子には、逆に子供の欲求を思う存分叶えてあげると良いかもしれませんね。


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2007年05月31日

<澤村 直樹>親子心理(第十回/心の中の小さな自分)

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今回で「親子心理」は十回目を迎えることが出来ました。

これもひとえに、ご愛読していただいている皆さんからの温かいご支援のおかげです!

本当にありがとうございます。

これからもお悩みを解決するきっかけとなるような、少しでも皆さんのお役に立つ情報を発信していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。


さて今回は、「子育てに対する不安」はお父さんお母さんのご両親との関わり合いが影響している、というお話をご紹介したいと思います。

子育てをしているお父さんお母さんから、「自信が持てない」「子育てが怖い」という声を耳にすることがありますが、皆さんはこんな風に感じたことがありますか?

その時、どのような気持ちになるのでしょうか?


私がお会いする方の中には、「子育てに自信が持てないのは自分が悪いんだ・・・」と、ご自分を責めてしまう方が多くいらっしゃいますが、その方たちのお話を聞いてみると、とても献身的に育児に取り組まれている方がほとんどなのです。

ところが、友人や知人から「あなたは良くやっているじゃない」と言われても、いまひとつピンとこない、その時は喜べても家に帰るとまた自信をなくしてしまう・・・と教えてくれます。


そんな時は、一度お子さんのお話は置いておき、その方の生い立ちやご両親との関係についてお聞きするようにしています。


それは、

 ◆両親の顔色をうかがうような環境で育つと、子育てに対する不安が増大する

 ◆自分の意見や存在を尊重されて育つと、子育てに不安を抱えにくい

と一般的にされていて、その方の生育環境について質問することで、不安を解消するヒントを得られる可能性があるからです。

これは、大人になってからも「小さな子供の頃の自分(=インナーチャイルド)」が心の中にいるという考え方からきており、目の前のお子さんと幼い頃の自分の感情がリンクした時、なんとも言えないやり切れなさや、イライラ、不安などが押し寄せてきてしまうのです。


つまり、幼い頃に満たされなかった感情が、お子さんを通して自分に訴えかけてきているわけですね。

自分の気持ちが満たされていないと、お子さんの気持ちを満たすことも難しいのです。。

そして、そのことに気づかず「自分が悪いのだ」と、自分を責めてしまうのはとても苦しいことだと思います。。

自分を責めてしまいそうになった時は、どうぞお一人で抱え込まず私たちにご相談ください。

幼い頃の落し物を一緒に探してみませんか?


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2007年06月08日

<澤村 直樹>親子心理(第十一回/想像力を広げるために)

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今日は親子心理第十一回として、「想像力」について皆さんと一緒に考えてみたいと思います。

皆さんがまだ子供だった頃を思い出してみてください。


どんなことにワクワク胸を躍らせていましたか?

川でザリガニを捕まえたり、お人形で遊んだり、自転車で知らない場所まで探検してみたり。

また誕生日やクリスマスが近づいてくると何がもらえるのかワクワクして、いろいろなことを想像したと思います。

実は、この「ワクワク」によって想像力は無限に広がり、冒険心や探究心が育つのです。

興味のある対象に実際に触れることで、頭の中で想像していたものとはまた違った感覚や新しい発見を得ることができ、その経験は情報として蓄積され想像力の幅を広げる材料として活用されるのです。


「ワクワク」とは、触れてみたくなる、確かめたくなるということなのです。

ところが!

最近の子供はこの「ワクワク」をあまり体験せずに成長してしまうことがあるようです。

遊び場は屋外から屋内に移り、小さな頃からゲーム機や携帯電話に触れることが多くなってきました。

遊園地や公園でも、携帯ゲームに熱中している子を見かけることがあります。

つまり、遊園地や公園で遊ぶよりもゲームで遊ぶ方が楽しいと子供は感じているのです。

ゲームの操作は一見複雑ですが、実際にはある程度決まったパターンの繰り返しで、慣れてくるとその操作は惰性的になり脳も一定の部分しか働かないと言われています。

これはワクワクによる想像力や冒険心の成長とは真逆の作用と言えるかもしれません。。

そして、失敗をしてもリセットをしてしまえば元通りになるという考えを、小さいうちから身に付けさせてしまう怖さも持ち合わせているのです。

もちろん、ここまで子供の世界で普及してしまったものを今更取り上げるのは難しいかもしれませんし、ゲーム機自体が悪いというわけでは決してありませんが、子供のご機嫌を取ったり、時間を潰すための道具として安易に渡してしまうのはおすすめできません。


子供の想像力を広げるには、ゲームの主人公ではなく、自分自身が主人公となり様々なものに触れてみる必要があるからです。


是非、このことを念頭に置きながら、お子さんと楽しい時間を一緒に過ごしてあげてくださいね。

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2007年06月30日

<澤村 直樹>すぐに役立つマメ知識/全力疾走の長距離ランナー

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関東地方もようやく梅雨入りし、これからしばらくの間は夏を迎えるための大切な季節となりますね。

皆さんはこの季節にどんなイメージをお持ちでしょうか?

私は雨が降ると少し期待することがあります。

それは、ザァー!っと急に降り出した夕立後に映し出される夕暮れです。

あのオレンジとも真っ赤ともピンクとも言える神秘的な色彩を眺めていると、心の中の疲労が吸い込まれていくようで「キレイだなぁ、明日も頑張ろう!」と、とても癒されます。

少し話しは変わりますが、毎日を忙しく送っていると、どうしても自分のための時間を削ってしまいがちですよね。

そうなると、精神的にも肉体的にも疲労が蓄積されてしまう。。

特に心に余裕がなくなってくると、素直に感動したり楽しむことが難しくなってしまい、ますます自分のために使う時間を疎かにしてしまうものです。。

私はよくそんな悩みを抱えて来てくださった方に、

「100メートル走の選手は、なぜ最初から全速力で走るのでしょう?」

という質問をします。

答えは簡単、100メートル先に確実にゴールがあると知っているからです。

同じように、マラソン選手なら42,195キロ先にゴールがあると知っているからこそ、自分の中でペース配分が出来るのです。


でも、私たちの生活はどうでしょう?

どこにゴールがあるかわからずに走り続けてしまう人が多いのではないでしょうか。

それでは心も体も息切れしてしまいますよね。。

カウンセリングでは、「心のゴール」というものを必ず設定します。

ゴールを設定することで、喜びや楽しい気持ちなど満足感を得たり、達成目標を明確にすることで自分に自信を持つことが出来るからです。

大切なのは、「何をするのか」ではなく「何のためにしているのか」を明確にすること。

それが、心のゴールです。

「最近感動したり楽しめることが少なくなったなぁ、、、」と感じている方は、一人で頑張りすぎずに一度立ち止まって心のゴールを探してみませんか?

皆が求めるゴールである必要はありません。

あなただけが知っているゴールを見つけてあげてくださいね。

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2007年07月13日

<澤村 直樹>親子心理(第十二回/イライラ反抗期①)

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今日はお子さんの反抗期について、一緒に考えてみたいと思います。

皆さんはご自身の体験としての反抗期を覚えていますか?

私は覚えていますが、その期間は比較的短く、母親もあまり深刻な問題として捉えていなかったように思います。


発達心理の分野では、3~4歳頃を「第一反抗期」、13~14歳頃を「第二反抗期」と呼び、自我が芽生え形成されていくための大切なステップであるとしています。

3~4歳の幼児期に起こりやすい反抗は、急にお母さんの言うことを聞かなくなり「イヤッ、イヤッ!」と、とにかく何でもかんでも拒否したがります。

これは、行動範囲や自分で出来ることが増えるにつれて、「こうしたい!」という欲求が出てくるので、お母さんから「~しなさい」と言われても納得できないためです。

子供が求めるものも、母子一体感から自己主張へと変化していきます。


また13~14歳の青年期には、幼児期よりもさらに「自分」という存在が確立され、親であれ「他人の言いなりにはなりたくない!」という気持ちと、その一方で「大人の仲間入りをしたい!」という2つの気持ちがぶつかり合っている状態です。

特に青年期では、様々な葛藤を心の中に抱えているので、親に本当の気持ちを素直に言えず余計にイライラしてしまいます。

しかも、基本的にはお父さんやお母さんからの愛情を感じているし、自分が反発して困らせていることもわかっているので、どんどん自己矛盾を起こしてしまうわけです。。


子供の反抗にはちゃんと理由がありますが、どんなに広い心で見守ろうと決めていても毎日毎日反抗されたら、お父さんお母さんだってイライラしてきちゃいますよね。

「もういい加減にしなさい!」とか「なんで言うことが聞けないの!」と、つい怒鳴ってしまいたくなるのも当然ですし、それはとても自然な感情の揺らぎなのです。

ただ問題なのは、怒鳴ってしまった後に「私はダメな親だ・・・」と自己嫌悪に陥ってしまったり、「私の育て方が間違っていたんだ・・・」と自分を責めてしまうことです。。


ここで気づかれた方もいらっしゃるかもしれませんが、子供が抱える自己矛盾と親が抱える自己嫌悪、なんだか似ているような気がしませんか?

愛情を感じているのに反発してしまったり、子供のことを思うあまり怒鳴ってしまったり・・・どちらもとっても歯痒い思いをしていますね。。

お子さんの反抗期をこれから迎える方、今まさに真っ最中の方、次回はこの反抗期への対処法をご紹介したいと思います。

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2007年07月25日

<澤村 直樹>親子心理(第十三回/イライラ反抗期②)

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今日は前回から引き続き、反抗期への対処法をご紹介したいと思います。

前回、お子さんの反抗期とは自我が芽生え形成されるためのステップであるとお伝えしました。

しかし、そうはわかっていても、あまりにワガママが過ぎるとお母さんだって爆発したくなっちゃいますよね。

これは、お母さんが母親として未熟だとか決してそういうことではありません。

お母さんだって人間ですからイライラしちゃって当然なのです。

そんな時はたいてい少し責任を負いすぎてしまっているか、または気持ちに余裕がなく焦ってしまっているか・・・そもそも、子どもがしたいことをして反抗するように、お母さんだってしたいことや言いたいことが外に出せなければ、反抗したくなっちゃうのも当たり前です。

(このイライラしてしまう心理については、親子心理の第一回「イライラの悪循環」でご紹介していますので、よろしければご覧ください)


では、このような時期をどのように乗り越えていけば良いのでしょうか?

まず、お子さんのイヤイヤ攻撃には「オウム返し」で応戦しましょう!


これは、相手の言葉をそのまま返すカウンセリングでも用いられる、「バックトラッキング」という手法をもとにしています。

反抗期のお子さんは自分の力を試している状態なので、この時に周りから「そんなことやっちゃダメ!」と強制され続けると、自分を否定されているようでムっとしてしまいます。

つまり、周りからの忠告が気に入らないというよりは、自分の意見を尊重して欲しいと感じているわけです。

そこで、オウム返しのテクニックを使ってお子さんの言葉を否定的に返すのではなく、そのままそっくり返してあげてみてください。


たとえば・・・

お子さん:「イヤ!ごはん食べるのイヤ!」

お母さん:「そっかぁ、ごはん食べるのイヤなんだぁ。○○ちゃんはどうしたいの?」

お子さん:「お人形で遊びたいの」

お母さん:「お人形で遊びたいんだぁ!お人形好きだもんねぇ、お母さんも好きだよ。ごはん食べ終わったら一緒にお人形で遊ぼっか♪」

こんな具合です。もちろん、こんなにストレートにいくとは限りませんし、日頃否定的に接していると一度では上手くいかないこともありますが、試してみる価値は大いにあると思いますよ。

ここで大切なのは、はじめに自分の意見が肯定されているというところです。

皆さんも体感的にご存知のように、自分の意見が尊重されると相手の意見も尊重しやすくなりますよね。


そして、もうひとつ大切なことがあります。

それは、お母さん自身も周りに話を聞いてもらうということです。


ご主人でも友達でも誰でも構いません。

子育てに悩みはつき物なのですから、愚痴を聞いてもらったり褒めてもらったり、とにかく思いを外に出せる環境を作ってあげてください。

子育てのマニュアル本には、子どもへの対処法はたくさん紹介されていますが、お母さん自身の心に余裕を作るということが、実はもっとも重要な子育てマニュアルだったりするのです。


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2007年08月22日

<澤村 直樹>親子心理(第十四回/お父さんとお母さんを好きになる時)

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今日は赤ちゃんからお父さんお母さんに向けられる「愛着」についてご紹介したいと思います。


先日、今月で1歳になる元気な男の子に出会いました。

ほとんど人見知りをせず、惜しげもなく周りに笑顔を振りまいてくれる無邪気な子です。

その男の子の笑顔が印象的だったのはもちろんですが、その場にいたお父さんの話もまたとても興味深いものでした。


「生まれた時からいろいろな人に会わせているから人見知りはしないけど、おかげでつい最近まで、この子にとって親はそれほど特別な存在じゃなかったみたいだよ。だれかれ構わず甘えていたからね」

赤ちゃんは生まれてから3ヶ月が過ぎる頃には、すでに親しみを持って接してくれる人とそうでない人を判断していたり、「この人は自分を守ってくれる人かな?」「自分は人から守ってもらえる価値のある存在かな?」という、自分と他人に対する信頼感や安心感の原型6ヶ月が過ぎる頃には構築していると言われています。

そして、この頃からお父さんお母さんが特別な存在であるという認識がどんどん高まり、「愛着」を形成していくのです。

つまり、先日会った男の子が初めて会った人にも無邪気に笑顔を振りまいてくれたのは、お父さんお母さんがたくさんの愛情を注いだことで、周りの人は怖くないんだ!という安心感を赤ちゃんが手に入れた結果といえるかもしれません。


また、こんなことも教えてくれました。

「子どもが生まれると話題は全て子どもが中心。同じ話題を共有するからこそ、今まで以上に夫婦がお互いを理解し合うことが大切なんだよね」

実際子育てで感じるストレスは、直接赤ちゃんに関わることよりも、育児上の悩みによって夫婦間にすれ違いが生じることで感じるストレスの方がはるかに多いようです。


お父さんお母さんがイライラしていると、赤ちゃんも安心感を十分に感じることが出来ずに不安になってしまいます。。

赤ちゃんが「愛着」をお父さんお母さんから学ぶように、お父さんお母さんも夫婦間での「愛着」を大切に育んでくださいね。


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2007年08月30日

<澤村 直樹>すぐに役立つマメ知識!*不安を和らげるおまじない*

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今日は緊張を和らげるおまじないをご紹介したいと思います。

皆さんは会議や面接・発表会など、大切なイベントの朝になるとなぜかお腹が痛くなっちゃう・・・こんな経験をしたことはありませんか?

最近は「過敏性腸症候群(かびんせいちょうしょうこうぐん)」という言葉でご存知の方も多いと思いますが、身体的な検査をしても特に以上がない場合は、不安や緊張といった心理的ストレスが大きく影響しているとされています。

緊張や不安の度合いは人それぞれなので一概には言えませんが、新しい職場やクラス替えによる環境の変化、または「自分の存在が試される」ような場面で生じやすいようです。

私も学生の頃は、テスト当日の朝などによくお腹を壊していましたね。。

不安や緊張など心理的ストレスが原因ならば、そのストレスを切り離せば楽になるわけです・・・が、なかなかそう上手くはいきません。

こんな時は以下にご紹介するおまじないを使ってみてください。


**********************************

まず、あなたのお父さんとお母さんを比べた時、心配性なのはどちらでしょうか?

心配性だと感じる方をイメージしてみてください。

(もちろん、お父さんとお母さんの両方をイメージしてもOKですよ)

次に、心の中で『お母さん(心配性の方)、私はもう一人で大丈夫よ。だから安心して』・・・と、つぶやいてみましょう。

出来るだけゆっくりと、お母さんが安心している顔を思い浮かべながら2、3回つぶやいてみましょう。
(目は閉じていても開いていてもOKです)

そして、安心しているお母さんの顔をイメージ出来たら、今度は手のひらをお腹に当てて、手のひらの温度によってお腹がじんわり温かくなるのを感じてください。


**********************************


いかがでしょうか?

初めは上手くイメージ出来なかったり、温かさを感じにくい方もいらっしゃるかもしれませんが、何度も繰り返しているうちに感じやすくなります。


これはお腹が痛くなった時だけではなく、普段の生活でストレスを感じた時などにもリラックス法として効果がありますので、是非試してみてくださいね。


※このおまじないの効果には個人差があり、また不安や緊張を100%取り除くというためのものでもありません。あくまでも不安を和らげる方法のひとつとしてご理解ください。

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2007年10月02日

<澤村 直樹>親子心理(第十五回/思春期の気持ち)

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今回は、お子さんの思春期について一緒に考えてみたいと思います。

思春期は「自我が芽生える時期」と表現されるように、外の世界からの様々な刺激によって心の中の感情や思考が大きく揺さぶられ、自分自身に対する迷いや疑問が生まれる時期です。

それまでの親主導の考え方から一転、自分の考えや友人の意見を大切にし、逆に大人への不信感を募らせあまり本音を表に出さなくなります。

以前ご紹介した反抗期を「周りの大人への挑戦」とすると、思春期は「自分自身との孤独な戦い」といったところでしょうか。

もちろん、この2つの時期を別けて考えるのは少し強引ですが、反抗期を表面的な抵抗、思春期を内面的な抵抗とイメージすると捉えやすいかもしれませんね。

では、内面的な抵抗に対して周りの大人は一体どう対応していけばいいのか・・・というところに、お父さんお母さんの関心は集中するのではないでしょうか。

次に親子間で陥りやすい対応を2つご紹介します。

まずひとつは、

「誰がここまで育ててあげたと思っているの!?」

「偉そうに、なんで親の言うことが聞けないの!」

このような叱責は問題を複雑にするだけで、むしろ逆効果です。

子どもは、何も一人で大きくなったなんて思っていませんし、親の言うことを聞かないのではなくて自分の意見を言っているだけなのです。

もうひとつは、

「そんなことで何を悩んでいるの?!」

「そんなの関係ないでしょ!」

思春期の子どもにとっては、自分の感情や意見を否定されたり無視されることが大きな失望感に繋がりますし、親の目から見れば「大したことじゃない」ものも、子どもからすれば「大したこと」であり、そこから非常に多くのことを学び吸収しているのです。

とはいえ、お父さんやお母さんも叱責したくてしているわけではないこと、ただ自分自身の不安をぶつけてしまっているだけなのであるということも、とても大切なポイントです。


少し長くなりましたので、続きは次回「恋は盲目?」でご紹介したいと思います。

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2007年10月10日

<澤村 直樹>すぐに役立つマメ知識!*恋は盲目?*

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今日は、人の意識がもたらすエネルギーについてご紹介します。

皆さんは日常生活の中で、こんな経験をしたことありませんか?


・噂話をしていたら、偶然その人から電話がかかってきた

・テレビをつけたら、偶然好きなタレントが出演していた

・携帯電話を見たら、偶然恋人からメールがきた

・時計を見たら、偶然好きな数字の並びだった

この手の「偶然」に対して、私たちは好感を持つことが多いですよね。

確かに運命的な偶然というものも存在しますが、多くの場合「偶然」ではなく「関心があるか、ないか」という、私たちの意識に左右されているのです。

たとえば、人を好きになると携帯電話を見る回数が増えます。

そして、携帯電話を見た瞬間好きな人からメールや着信があれば、それはもう運命を感じずにはいられません。

このような幸福感は恋愛に不可欠ですし、活き活きとした生活を送る原動力にもなりますよね。

ところが、仮にそのメールや着信が友人からだとしたらどうでしょうか?

受信したメールを読んでいつも通りに返信したり、特に何も感じずにスルーしてしまったりするかもしれません。

つまり、携帯電話を見た瞬間、関心のある人だからこそ特別なのであって、関心のない人からの着信には特別意味を持たせようとは思わないのです。

この「関心」という機能は、幸福感などプラスのエネルギーを運んで来てくれる時には大いに活用したいところですが、逆にマイナスのエネルギーを運んできてしまう時もあります。。

仕事でミスをしてしまったり、恋愛がうまくいかなかったり、マイナスのことに関心が向いてしまうと、生活上の悪い点ばかりを拾い上げてしまうのです。


このような時には、悪いことばかりが起こっているのではなく、自分の意識がマイナスに向いてしまっているだけなのだと、客観的に物事を判断してみることをオススメします。


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2007年10月25日

<澤村 直樹>親子心理(第十六回/思春期と向き合う)

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今回も前回から引き続き、お子さんの思春期について一緒に考えてみたいと思います。


前回、反抗期を「表面的な抵抗」、思春期を「内面的な抵抗」とご紹介しましたが、思春期のお子さんを理解する際に重要なことは、自身の内面との葛藤、つまり彼らは孤独な戦いをしているということなのです。

また、この時期のお子さんにとってお父さんお母さんの存在は、父親母親である以上に「自分とは違った価値観を持った他人」という意識が強く働きますので、それまでのような一方的な抑圧や理不尽な対応には特に強い嫌悪感を抱くようになります。

少し大げさに感じるかもしれませんが、思春期をどのような環境で過ごすかによって、その後の人生が大きく変わると言っても過言ではありません。

では、実際にどのような点に気を配る必要があるのでしょうか。

親の価値観を押し付けない、過干渉にならない、過去のイメージを引っ張らない・・・などいくつかありますが、最も大切なのはお子さんに「同調する」ということです。

これは、お子さんに合わせるということですが、決して言いなりになれと伝えたいわけではなく、お子さんの考えや感情、物事のペースを尊重するということです。

一方的に叱りつけたり、むやみに考えを聞きだそうとせずに、言動の裏にある感情を汲み取り、話したくない時には「話したくない」という気持ちを尊重してあげる。これが同調です。

そして、尊重する気持ちを表現するためには、お子さんの言動や態度をなるべく肯定的に受け取り、素直に共感してあげることが大切です。

思春期は大人への大切なステップであり、お子さんを一人の人間として尊重する必要がありますが、その内面は非常に繊細で傷つきやすく、お父さんお母さんの愛情に守られているという実感を何よりも必要としていることを常に意識しながら向き合っていただきたいと思います。

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2007年11月21日

<澤村 直樹>すぐに役立つマメ知識!*あくびの心理で印象UP!*

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今日は、初対面の人に好印象を与える方法をご紹介します。

みなさんは、誰かにつられてあくびをしてしまったことってありませんか?

私が子どもの頃には、誰かがあくびをして息を思いっきり吸い込むと、その周りの空気が薄くなるから自分もあくびをして空気を取り入れるんだよ・・・なんて教えられた覚えがあります。

この説もなかなかユニークで捨てがたいのですが、実はこれには「同調」という心理が働いているのです。

私たちは自分と同じようなペースで話をしてくれたり、同じような行動をしてくれる人に対して心地良さを感じます。

恋人の行動が似ていたり、グループのメンバーには似たもの同士が集まったりと、自分に同調してくれる人と一緒にいるとリラックスできるのはそのためです。


あくびもこれと同じで、相手に同調しているからこそ、つられてあくびをしてしまうのです。

あまり意識をしたことはないかもしれませんが、緊張するような相手のあくびを見てもつられてあくびはしないはずです。

この「同調」という心理を利用すれば、初対面の人とも仲良く打ち解けることが可能です。

つまり、相手の行動を真似すればいいのです。

たとえば、友達同士で飲みにいったとしますね。

そこに初対面の人や気になる人がいれば、その人がビールを飲んだら自分も飲み、料理に手を出したら自分も同じ料理に手を伸ばす、、、といった具合に真似をしていきます。


そうすると、あなたと相手の間には同調作用が生まれるので、相手はあなたに関心を持ち始めます。

以前、「すぐに役立つマメ知識!*恋は盲目?*」でご紹介した通り、「関心」がこちらに向いてしまえばこっちのものです。


この時点で、相手はあなたに対して何となく心地良さを感じている、つまり関心はプラスの方向を向いてるわけですから、よっぽどのことがない限りは良い印象を持ってくれるでしょう。


ただし、あまり露骨にやり過ぎてしまったり、相手をじっと見つめながら真似をするのはNGです。

周りの話に乗りながらもさりげなくその人の行動をチェックして、後を追うように自然に真似をするのが重要なポイントです。

その際、相手と話のペース(速度)を併せたり、その人が使った言葉を変えずに自分も使うようにすると、より一層効果がありますので、是非試してみてくださいね。


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2008年01月17日

<澤村 直樹>ご挨拶*新たなフィールドへ*

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このところめっきり寒くなり、夜の街には幻想的なイルミネーション。

本日、東京の初雪観測、冬本番といった今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?

さて、本日は皆様にご報告がございます。

私事で誠に恐縮ですが、この度一身上の都合により、メンタルアップでのカウンセリング活動をお休みさせていただく事となりました。

今後はメンタルアップでの経験を活かし、一人でも多くの方にカウンセリングや心のケアの重要性を知っていただけるよう、セミナー講師として活動の場を広げていきたいと考えております。

これまでのように、メンタルアップでのメールカウンセリングを通して皆様と接する機会は少なくなりますが、その代わりセミナーを通して皆様一人一人と”Face to Face“でお会いできる事が今からとても楽しみです。

今このブログをご覧いただいているあなたとも、どこかでお会いする事があるかもしれませんね!

またブログに関しましても、親子心理や恋愛、日常で利用できる心理テクニックなど、皆様に少しでも心理学を身近に感じていただけるような情報を不定期ながら更新させていただきますので、セミナーと併せてこれからもよろしくお願いいたします。

最後になりましたが、これまでメンタルアップを通して私と関わっていただいた全ての方に感謝いたします。

本当にありがとうございました。

そして、皆様がこれからも健やかで幸せな生活を送っていただけるようお祈り申し上げ、皆様へのご挨拶とさせていただきます。

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※カウンセリング御利用上の注意※

①メンタルアップは、病を未然に防ぐための『予防』サービス機関であり、医療行為は行っておりません。

②精神科及び診療内科に通院中の方は、主治医にカウンセリングの利用許可を御願いしております。

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About カウンセラー*澤村 直樹

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